文献詳細
増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
13 難聴・めまい
文献概要
処方のポイント
●初期はめまい症状が強くて内服が困難なことが多く,点滴治療がメインとなることが多い.
●嘔気・嘔吐に対しては,トラベルミン®やドラマミン®などの第1世代の抗ヒスタミン薬が有効である.
●慢性期には抗めまい薬,内耳循環改善薬,抗不安薬,ビタミン剤などの経口投与を行う.
●抗ウイルス薬の投与は,半規管麻痺の改善に対して効果は認めなかった.
●初期はめまい症状が強くて内服が困難なことが多く,点滴治療がメインとなることが多い.
●嘔気・嘔吐に対しては,トラベルミン®やドラマミン®などの第1世代の抗ヒスタミン薬が有効である.
●慢性期には抗めまい薬,内耳循環改善薬,抗不安薬,ビタミン剤などの経口投与を行う.
●抗ウイルス薬の投与は,半規管麻痺の改善に対して効果は認めなかった.
参考文献
1)診断基準化委員会:Equilibrium Res 76:233-241,2017
2)MacDougall HG, et al:Neurology 73:1134-1141, 2009
3)Kim HA, et al:Neurology 70:449-453, 2008
4)Murofushi T, et al:Neurology 61:417-418, 2003
5)Fishman JM, et al:Cochrane Database Syst Rev;(5):CD008607, 2011
6)北原 糺・他:日耳鼻104:1059-1064,2001
7)日本耳鼻咽喉科学会:日耳鼻122:1551,2019
掲載誌情報