文献詳細
増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
13 難聴・めまい
文献概要
処方のポイント
●急性期疾患に伴う耳鳴は,原疾患の治療を行うことにより耳鳴の軽減や消失が期待できる.
●慢性耳鳴に対する薬物治療は,薬剤のエビデンスが認められていないため,効果がみられない場合には漫然と投与を継続することは避けるべきである.
●慢性耳鳴や聴覚過敏に対する薬物療法は,教育的カウンセリングや音響療法の補助的な役割とすべきである.
●急性期疾患に伴う耳鳴は,原疾患の治療を行うことにより耳鳴の軽減や消失が期待できる.
●慢性耳鳴に対する薬物治療は,薬剤のエビデンスが認められていないため,効果がみられない場合には漫然と投与を継続することは避けるべきである.
●慢性耳鳴や聴覚過敏に対する薬物療法は,教育的カウンセリングや音響療法の補助的な役割とすべきである.
参考文献
1)日本聴覚医学会(編):耳鳴診療ガイドライン 2019年版.金原出版,東京,2019
2)齋藤 晶:日東洋心身医研32:117-121,2017
3)猪 健志:MB ENT(229):9-15,2019
掲載誌情報