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増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル 15 頭頸部がん
喉頭がん/下咽頭がん
著者: 星裕太1 岡野晋1
所属機関: 1国立がん研究センター東病院頭頸部内科
ページ範囲:P.307 - P.311
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●局所進行例に対する薬物療法のkey drugはシスプラチンを中心としたプラチナ製剤である.
●再発・転移例に対する初回薬物療法は,プラチナ製剤感受性とプラチナ製剤抵抗性で第一選択が異なり,前者ではPD-L1(combined positive score:CPS)の値により薬剤を検討する.
●免疫チェックポイント阻害薬投与後の化学療法(subsequent chemotherapy)は奏効割合が高い傾向にあるため,subsequent chemotherapyを施行するタイミングを逸しないことが大切である.
●局所進行例に対する薬物療法のkey drugはシスプラチンを中心としたプラチナ製剤である.
●再発・転移例に対する初回薬物療法は,プラチナ製剤感受性とプラチナ製剤抵抗性で第一選択が異なり,前者ではPD-L1(combined positive score:CPS)の値により薬剤を検討する.
●免疫チェックポイント阻害薬投与後の化学療法(subsequent chemotherapy)は奏効割合が高い傾向にあるため,subsequent chemotherapyを施行するタイミングを逸しないことが大切である.
参考文献
1)Bonner JA, et al:N Engl J Med 354:567-578, 2006
2)Kiyota N, et al:J Clin Oncol 40:1980-1990, 2022
3)Ferris RL, et al:N Engl J Med 375:1856-1867, 2016
4)Burtness B, et al:Lancet 394:1915-1928, 2019
5)Yasumatsu R, et al:Int J Clin Oncol 27:95-104, 2022
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