文献詳細
特集 伝えたい レジェンドによる耳科診療の極意
文献概要
POINT
●耳硬化症の診断と対応には患者の年齢,仕事,生活環境,趣味なども考慮する。
●アブミ骨手術は聴力の長期予後もよく,QOLの改善が得られるものである。
●よく検討された手術手技が必要である。
●手術のみに注目しがちだが,術後の安定した結果には患者の協力も必要である。
●耳硬化症の診断と対応には患者の年齢,仕事,生活環境,趣味なども考慮する。
●アブミ骨手術は聴力の長期予後もよく,QOLの改善が得られるものである。
●よく検討された手術手技が必要である。
●手術のみに注目しがちだが,術後の安定した結果には患者の協力も必要である。
参考文献
1)阿部彰子・他:耳硬化症と内耳道前下壁の憩室様所見.臨放51:851-854,2006
2)中田智明・他:耳硬化症手術症例のCT所見と聴力の相関について.日耳鼻124:1594-1601,2021
3)奧野妙子・他:アブミ骨手術.耳鼻咽喉科2:712-717,2022
4)奧野妙子・他:結果的にstapedectomyとなった耳硬化症症例—あぶみ骨手術に対する考察.耳喉59:705-710,1987
5)野村恭也・他:耳科学アトラス—形態と計測値 第5版.丸善出版,東京,2023
掲載誌情報