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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科96巻5号

2024年04月発行

文献概要

増刊号 ランドマークはこれだ! 局所解剖アトラス〔特別付録Web動画〕 10.音声障害

喉頭微細手術のための局所解剖

著者: 杉山庸一郎1

所属機関: 1佐賀大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座

ページ範囲:P.184 - P.190

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Point

●喉頭微細手術のために適切な喉頭展開による視野確保が重要である。

●マイクロフラップ法では,正常組織を可及的に温存することが重要である。

●声帯粘膜の層構造を確認し,病変を丁寧に剝離・摘出することが肝要である。


*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2029年4月)。

参考文献

1)Sataloff RT, et al:Laryngeal mini-microflap:a new technique and reassessment of the microflap saga. J Voice 9:198-204, 1995
2)平野 滋:全身麻酔下喉頭微細手術.喉頭19:87-92,2007
3)福田宏之:ラリンゴマイクロサージャリーの歩み—私の場合.喉頭17:49-54,2005
4)原 浩貴:音声外科手術の基本手技.日耳鼻122:1349-1355,2019
5)Remacle M, et al:Endoscopic cordectomy. A proposal for a classification by the Working Committee, European Laryngological Society. Eur Arch Otorhinolaryngol 257:227-231, 2000
6)杉山庸一郎:音声障害に対する手術—喉頭微細手術.顕微鏡下喉頭微細手術.耳喉頭頸95:486-491,2023
7)平野 実:音声外科の基礎と臨床.日耳鼻78:1057-1063,1975
8)Hirano M, et al:The structure of the vocal folds. Kenneth NS, et al(eds):Vocal fold physiology. University of Tokyo Press, Tokyo, 1981, pp33-43

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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