文献詳細
増刊号 ランドマークはこれだ! 局所解剖アトラス〔特別付録Web動画〕
14.頭蓋底
文献概要
Point
●頸静脈孔を開放するためには,頸静脈突起(jugular process)と迷路骨包下方の骨削開が重要である。
●頸静脈孔腫瘍を扱う際は,頸静脈球の(前)内側の静脈壁を温存することで,下位脳神経の障害を避ける。
●側頭骨内顔面神経の前方移動は行わなくても,多くの症例で十分な手術野を作製できる。
●頸静脈孔を開放するためには,頸静脈突起(jugular process)と迷路骨包下方の骨削開が重要である。
●頸静脈孔腫瘍を扱う際は,頸静脈球の(前)内側の静脈壁を温存することで,下位脳神経の障害を避ける。
●側頭骨内顔面神経の前方移動は行わなくても,多くの症例で十分な手術野を作製できる。
参考文献
1)Komune N, et al:Surgical approaches to jugular foramen schwannomas:an anatomic study. Head Neck 38(suppl 1):E1041-E1053, 2016
2)Katsuta T, et al:The jugular foramen:microsurgical anatomy and operative approaches. Neurosurgery 41:149-201;discussion 201-202, 1997
3)Fisch U, et al:The infratemporal fossa approach for the lateral skull base. Otolaryngol Clin North Am 17:513-552, 1984
掲載誌情報