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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻1号

1989年01月発行

文献概要

特集 理学療法の展望 これからの理学療法を考える

地域社会に受け入れられる理学療法

著者: 山田星三1

所属機関: 1長崎市北保健所

ページ範囲:P.34 - P.35

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 私は現在,保健所勤務の理学療法士として働いていますが,約15年前より総合病院,肢体不自由児施設と勤務してきながら,つねに地域医療ともかかわってきました.ここ保健所に勤務したきっかけは,神経発達学的治療法(Bobathアプローチ)を学んできた経過があって,それをより小児から老人にいたるまでの特に在宅患者に応用発展してみたいと思ったからです.今回は,この保健所勤務を通じて日ごろ経験し,思索にふけっていることを自由に述べさせてもらい,これからのより良い理学療法の発展に少しでも寄与できればと思います.

 まずは現状把握として日本の職域として多い順に列記してみると,総合病院,一般身体障害者施設,小児施設,大学病院,老人病院,教育施設,行政機関,老人施設,保健所などの順になり,特に今後ますます理学療法士を必要とするだろう施設としては,老人病院,老人関連施設,重度心身障害児・者施設,保健所,保健センター,その他行政機関などが考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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