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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻1号

1989年01月発行

文献概要

講座 科学としての理学療法学・1

科学としての理学療法学の立場

著者: 奈良勲1

所属機関: 1金沢大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.65 - P.70

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 Ⅰ.初めに

 筆者は『理学療法と作業療法』の編集委員を務めているとき,その第13巻第1号(1979年)において,『理学療法・作業療法の学問体系をどうするか』という特集を企画し,かつその中で,「理学療法の学問的体系化への思索」1)と題した小論を書いた.それから時はちょうど10年を経過したことになる.

 今回,『理学療法ジャーナル』として発刊されることになり,その講座で「科学としての理学療法学」が6回シリーズで取り上げられることになった,その1回目に,10年前の題名とは異なるが,「科学としての理学療法学の立場」と題して,基本的には同じテーマについて論じることになった,はたしてこの10年間で,我が国の理学療法はどのように進展したのか,それとも特記すべき進展は無いのか,種々の視点からながめてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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