文献詳細
文献概要
講座 科学としての理学療法学・1
科学としての理学療法学の立場
著者: 奈良勲1
所属機関: 1金沢大学医療技術短期大学部
ページ範囲:P.65 - P.70
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
筆者は『理学療法と作業療法』の編集委員を務めているとき,その第13巻第1号(1979年)において,『理学療法・作業療法の学問体系をどうするか』という特集を企画し,かつその中で,「理学療法の学問的体系化への思索」1)と題した小論を書いた.それから時はちょうど10年を経過したことになる.
今回,『理学療法ジャーナル』として発刊されることになり,その講座で「科学としての理学療法学」が6回シリーズで取り上げられることになった,その1回目に,10年前の題名とは異なるが,「科学としての理学療法学の立場」と題して,基本的には同じテーマについて論じることになった,はたしてこの10年間で,我が国の理学療法はどのように進展したのか,それとも特記すべき進展は無いのか,種々の視点からながめてみたい.
筆者は『理学療法と作業療法』の編集委員を務めているとき,その第13巻第1号(1979年)において,『理学療法・作業療法の学問体系をどうするか』という特集を企画し,かつその中で,「理学療法の学問的体系化への思索」1)と題した小論を書いた.それから時はちょうど10年を経過したことになる.
今回,『理学療法ジャーナル』として発刊されることになり,その講座で「科学としての理学療法学」が6回シリーズで取り上げられることになった,その1回目に,10年前の題名とは異なるが,「科学としての理学療法学の立場」と題して,基本的には同じテーマについて論じることになった,はたしてこの10年間で,我が国の理学療法はどのように進展したのか,それとも特記すべき進展は無いのか,種々の視点からながめてみたい.
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