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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻10号

1989年10月発行

文献概要

特集 下肢切断の理学療法

血管原性切断者に対する理学療法とその目標設定

著者: 星永剛12 隆島研吾1

所属機関: 1横浜市立大学医学部病院 2横浜市立港湾病院

ページ範囲:P.675 - P.679

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 Ⅰ.初めに

 下肢切断者のリハビリテーションにおける移動能力のゴールは,速やかに義足歩行を獲得することにある.しかし切断の原因,切断高位,年齢などによりそのゴールはさまざまであり,中には義足歩行の獲得までに至らない例も多い.特に,血管原性の切断の場合は,その移動能力のゴールがイコール義足歩行というわけにはいかないように思われる.

 そこで今回は,血管原性の下肢切断者に対する移動能力のゴール設定と理学療法についてわれわれの経験を基に,述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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