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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻11号

1989年11月発行

文献概要

特集 筋力増強

電気刺激による筋力増強法

著者: 江﨑重昭1 小野仁之1 川村次郎1 伊勢眞樹2 広瀬一史3

所属機関: 1大阪労災病院 2川崎医科大学 3阪南中央病院

ページ範囲:P.770 - P.775

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 Ⅰ.初めに

 1979年にErikssonらは膝関節手術後のギプス固定例に対し,電気刺激による大腿四頭筋の筋力増強を報告した1)

 電気刺激による筋力増強法は,膝前十字靱帯(以下,ACLと略す.)再建術後の患者のような筋力増強法の安全性が問題になる場合に,最適な条件を設定し,安全にしかも確実に筋力増強訓練が行なえるという特徴をもっている.

 われわれはACL再建術後のギプス固定例に対し,電気刺激を用いて筋力増強を行ない良好な成績を収めている.

 本文では,その具体的な方法と成績を示し,電気刺激による筋力増強法の特徴と問題点について考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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