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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻12号

1989年12月発行

文献概要

特集 整形外科

腕神経叢損傷のリハビリテーション

著者: 原徹也1 椎名喜美子2 仲木右京2

所属機関: 1東京都立広尾病院整形外科 2東京都立広尾病院リハビリテーション室

ページ範囲:P.826 - P.834

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 Ⅰ.診断と評価;麻痺型の分類

 外傷性腕神経叢麻痺の治療に当たってはまず,正確な麻痺型を診断し,治療方針を決定,予後を推測することがたいせつである.診断に当たっては臨床的診断と補助的診断とに大別できよう.また,手術的展開による確認などの直接外科的な確認も重要である.

 運動機能の評価は徒手筋力テストによる.著者らは図1(次ページ)のような筋力表を用いている.徒手筋力テスト評価の困難な場合(筋力が〔0〕であるか〔1〕であるかの鑑別は重要である.)は筋電図検査による確認も必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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