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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻12号

1989年12月発行

文献概要

講座 理学療法評価・12

日常生活動作の評価

著者: 秋田裕1

所属機関: 1横浜市総合リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.849 - P.855

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 Ⅰ.初めに

 ADLとその評価については,これまでにも多くの報告がなされており,リハビリテーションの現場では,その重要性が等しく認識されていることは言うまでもない.しかし「日常生活動作」あるいは「ADL」という用語が広く普及しているのとは裏腹に,「ADLとは何か」についての合意が得られたのはごく最近のことであり1),また,これがいちばん重要な点であるが,そもそもわれわれが現在使用しているADL評価表で,理学療法の治療に役だつ情報がとらえられているのか,という問題が提起されて久しい2~4)

 この講座では,ADLの概念と評価についての知識を整理し,理学療法士にとって,ADL評価はどうあるべきかを考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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