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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻3号

1989年03月発行

文献概要

クリニカル・ヒント

高齢者の理学療法;その運動量について

著者: 藤沢しげ子

所属機関:

ページ範囲:P.184 - P.185

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 高齢化社会の到来は,われわれリハビリテーション科の診療にも反映されており,日々の業務の中で,80代,90代の患者さんの占める割合も高まっている.

 これらの高齢者は有病率も高く,例えば厚生省『患者調査』による年齢階級別にみた有病率では,65歳を過ぎると著しく上昇し,受療率も増加を示している1).さらに高齢者では一人で多くの疾患を有しているもの(multiple pathology)が多いのも特徴であって,65歳以上の入院患者では平均3種類の疾患を有すると言われている.また,Howellは剖検により平均7種の病変があったことを報告している2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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