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プラクティカル・メモ
音声入力装置による重度アテトーゼ型脳性麻痺者のパーソナルコンピューター利用の試み
著者: 瀬下遙1 君塚葵1 花井丈夫1
所属機関: 1心身障害者総合医療療育センター
ページ範囲:P.212 - P.213
文献購入ページに移動障害者のパーソナル・コンピューター(以下,パソコンと略)の利用が盛んになってきている.しかし,そうした機器をもっとも必要とする重度肢体不自由者(児)の利用は未だ困難である.現在,臨床では,頸部の運動を用いる方法(マウス・ポインティング,ヘッド・ポインティングなど)を試みることが多いが,頸椎への負担があるなどあまり好ましい方法とは言えず苦慮するところである.
今回,私たちは身体への負担が少ない入力方法として,音声入力装置を用いて,重度アテトーゼ型脳性麻痺者のパソコン利用を試みたので報告する.
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