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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻5号

1989年05月発行

文献概要

特集 先天性疾患

毛細血管拡張性失調症の理学療法

著者: 辻清張1 坂後恒久1

所属機関: 1福井県小児療育センター

ページ範囲:P.330 - P.335

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 Ⅰ.初めに

 毛細血管拡張性失調症(Ataxia telangiectasia,Louis-Bar syndrome)は主として神経系と免疫系の異常を主徴とする常染色体劣性遺伝を示す疾患である.

 臨床症状としては眼球結膜や皮膚の毛細血管拡張,細胞性および体液性の免疫能の低下による易感染性,神経症状などである.

 神経症状としては,進行性の小脳失調症,構音障害,深部腱反射減弱,不随意運動(choreoathetosis)などがみられる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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