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1ページ講座 臨床検査値のみかた・6
「電解質異常」および「呼吸器疾患」
著者: 江藤文夫1
所属機関: 1東京大学リハビリテーション部
ページ範囲:P.414 - P.414
文献購入ページに移動Ⅱ.電解質異常と酸塩基平衡異常
〔病態生理〕体液量の変化を伴うものとしてナトリウム(Na)過剰は浮腫により,Na欠乏と水欠乏とは脱水症により,水過剰は抗利尿ホルモン分泌抑制などにより生じる.血清電解質濃度の異常は各正常値との対比で高Na血症とか低Na血症などと呼ばれる.酸塩基平衡の異常は呼吸性変化によるものと代謝性変化に伴うものとがある.血液pHが酸性側に傾く病態をアシドーシス(呼吸性,代謝性),アルカリ側に傾く病態をアルカローシス(呼吸性,代謝性)と呼ぶ.
〔病態生理〕体液量の変化を伴うものとしてナトリウム(Na)過剰は浮腫により,Na欠乏と水欠乏とは脱水症により,水過剰は抗利尿ホルモン分泌抑制などにより生じる.血清電解質濃度の異常は各正常値との対比で高Na血症とか低Na血症などと呼ばれる.酸塩基平衡の異常は呼吸性変化によるものと代謝性変化に伴うものとがある.血液pHが酸性側に傾く病態をアシドーシス(呼吸性,代謝性),アルカリ側に傾く病態をアルカローシス(呼吸性,代謝性)と呼ぶ.
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