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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻6号

1989年06月発行

文献概要

あんてな

義肢装具士国家試験の結果

著者: 加倉井周一1

所属機関: 1帝京大学市原病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.418 - P.418

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 義肢装具士法の制定と施行に基づく第1回経過措置指定講習会と国家試験が(財)テクノイド協会の下で昨年実施され,ここに735名の有資格者が誕生した.この間の経過と新しい資格制度についてはすでに本誌23巻2号に紹介されているし,最近では日本義肢装具学会誌(5巻2号)が「義肢装具士の生涯教育」という特集を組んでいるので興味をおもちの方は参照されたい.

 ところで第1回の国家試験であるが,内容は5題の主観式問題と50題の客観式テストとから成っており,平均の合格率が予想していよりも高いこともあって,第1回としてはいささかやさしすぎたのではないかという意見もあるようである.しかし今回の経過措置指定講習会の受講者の平均年齢44歳,平均経験年数20.4年という背景を考えるならば,受験者が満を持して準備したということを考える必要もあると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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