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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル23巻6号

1989年06月発行

文献概要

紹介

MATRIX SEATING SYSTEMの使用経験とその適用について

著者: 弓削類1 前田真一1 三秋泰一1 山崎俊明1 鏡田智美2 井上昭3 河村光俊4 立野勝彦4 野村忠雄5

所属機関: 1金沢大学医学部附属病院理学療法部 2金沢大学医学部附属病院作業療法部 3福井県立病院整形外科 4金沢大学医療技術短期大学部 5石川整肢学園

ページ範囲:P.433 - P.435

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 Ⅰ.初めに

 坐位は,食事,排泄,入浴動作や休息などの日常動作において欠くことのできない基本姿勢である.しかし,臨床場面において坐位保持が困難な障害者(児)が多く見かけられる.近年,それらの坐位が困難な障害者(児)対し,「装具」という観点から,坐位保持用いす,車いすの開発が進んでいる.今回われわれは,自力で坐位が不能であった症例に対し,ロンドン大学で開発されたMATRIX SEATING SYSTEM(以下,MSSと略す.)のいすを使用したところ坐位装具として有用であったので,ここに症例と併せて紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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