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特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
脳性麻痺児に対するNDT実践と整形外科手術および装具療法
著者: 紀伊克昌1 大川敦子2
所属機関: 1ボバース記念病院 2ボバース記念病院
ページ範囲:P.471 - P.476
文献購入ページに移動脳性麻痺児に対してNDT(神経発達学的治療)を実践する際,以下を原則としている1).
①筋肉トレーニングよりも中枢神経系に関与するパターントレーニングが必要である.②正常児発達の連続性と競合性を適切に応用する.そして可能な限り運動機能を発達させる.③症例によっては装具療法も外科的処置も加えて,子ども自身の生活自立度を高める.④異常発達に対する日常生活の管理と援助,そして,知的発達と教育的配慮とを促進するための両親指導が重要である.さらに,豊かな情緒と社会適応とを備えた成人に成長するように,子どもにかかわる多くのプロフェッションが一致して,長期間援助し続けることが必要である.
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