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“Physical Therapy”(1988年版)まとめ
著者: 吉元洋一1
所属機関: 1鹿児島大学医療技術短期大学部
ページ範囲:P.495 - P.498
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
アメリカの理学療法協会誌である“Physical Therapy”は,1988年で第68巻と版を重ね,文字どおりアメリカだけでなく国際的にもよく読まれている理学療法の雑誌である.
“Physical Therapy”に掲載されている論文は,年々増加の傾向にあり1988年度版では138編に達している.その内訳を本誌の分類に従うと研究(Research)76編,実践(Practice)31編,教育(Education)13編,管理(Administration)2編および特集(12月号)16編である.そのほかに協会誌としての活動や情報が掲載されている.ちなみに『理学療法ジャーナル』の前身である『理学療法と作業療法』の1988年度版では,特集67編,研究と報告・短報・症例報告など17編であり,その他を加えると約170編が掲載されている.社団法人日本理学療法士協会の機関誌である『理学療法学』の1988年度版では,学会特別号を除き年6回の発行であるが,全国研修会の特集や日本理学療法士学会の特別講演などが掲載されており,その総数は研究会などの報告を除き約80編である.日本理学療法士協会ではこれを月刊誌として年12回の発行を検討しているが,内容ともに“Physical Therapy”に近づける機関誌にしてほしい.
次に“Physical Therapy”を筆者なりに分類すると基礎的研究12編,物理療法関係15編,測定・評価関係21編,運動療法関係35編,教育関係17編,運動学関係14編,その他8編となり,12月号には“足部・足関節”の特集として16編が掲載されている.これらすべての分野について解説することは筆者の能力を越えているため,筆者が興味をもった論文と特集とを中心に紹介したい.
アメリカの理学療法協会誌である“Physical Therapy”は,1988年で第68巻と版を重ね,文字どおりアメリカだけでなく国際的にもよく読まれている理学療法の雑誌である.
“Physical Therapy”に掲載されている論文は,年々増加の傾向にあり1988年度版では138編に達している.その内訳を本誌の分類に従うと研究(Research)76編,実践(Practice)31編,教育(Education)13編,管理(Administration)2編および特集(12月号)16編である.そのほかに協会誌としての活動や情報が掲載されている.ちなみに『理学療法ジャーナル』の前身である『理学療法と作業療法』の1988年度版では,特集67編,研究と報告・短報・症例報告など17編であり,その他を加えると約170編が掲載されている.社団法人日本理学療法士協会の機関誌である『理学療法学』の1988年度版では,学会特別号を除き年6回の発行であるが,全国研修会の特集や日本理学療法士学会の特別講演などが掲載されており,その総数は研究会などの報告を除き約80編である.日本理学療法士協会ではこれを月刊誌として年12回の発行を検討しているが,内容ともに“Physical Therapy”に近づける機関誌にしてほしい.
次に“Physical Therapy”を筆者なりに分類すると基礎的研究12編,物理療法関係15編,測定・評価関係21編,運動療法関係35編,教育関係17編,運動学関係14編,その他8編となり,12月号には“足部・足関節”の特集として16編が掲載されている.これらすべての分野について解説することは筆者の能力を越えているため,筆者が興味をもった論文と特集とを中心に紹介したい.
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