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1ページ講座 臨床検査値のみかた・9
「神経・筋疾患」
著者: 江藤文夫1
所属機関: 1東京大学リハビリテーション部
ページ範囲:P.659 - P.659
文献購入ページに移動 ⅩⅥ.神経・筋疾患
病理の主要なものは,循環障害,外傷,感染,脱髄,変性,代謝障害・中毒,新生物(腫瘍),先天奇形である.神経疾患に特徴的とされる脱髄と変性の多くは代謝障害に含めることもできる.臨床検査値はこれら病理を反映するが,神経・筋疾患固有の検査は多くない.一方,近年では血中薬物濃度の測定により治療を計画することが行なわれるようになったが,代表的疾患として,てんかんがある.
病理の主要なものは,循環障害,外傷,感染,脱髄,変性,代謝障害・中毒,新生物(腫瘍),先天奇形である.神経疾患に特徴的とされる脱髄と変性の多くは代謝障害に含めることもできる.臨床検査値はこれら病理を反映するが,神経・筋疾患固有の検査は多くない.一方,近年では血中薬物濃度の測定により治療を計画することが行なわれるようになったが,代表的疾患として,てんかんがある.
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