理学療法ジャーナル24巻1号

1990年01月発行

実習レポート

症例報告　先天性多発性関節拘縮症の症例について／Comment

著者： 松本明子¹ 吉尾雅春²

所属機関： ¹東京衛生学園専門学校理学療法学科 ²協和会病院

ページ範囲：P.56 - P.58

　1．初めに

　今回の臨床実習において，6例の症例を担当させていただいた．その中の5例については中枢性の疾患であり，残り1例のみが整形外科疾患であった．担当した症例の中で唯一の整形外科疾患であること，また訓練として接する時間が長かった（週4回）ということで，先天性多発性関節拘縮症の本症例について報告する．