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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル24巻11号

1990年11月発行

文献概要

特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に

テニス肘のスポーツ医学的病態生理と運動療法を中心とした治療

著者: 栗山節郎1 渡辺幹彦1 川島敏生2 川島昭彦2

所属機関: 1日本鋼管病院整形外科 2日本鋼管病院理学診療科

ページ範囲:P.741 - P.746

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 Ⅰ.テニス肘の一般論

 1.テニス肘の名称

 テニスなどのラケット種目を行なっている選手にみられる,慢性の肘関節周辺の疼痛性疾患を総称して「テニス肘(tennis elbow)」と呼ぶ.

 原因は数多く考えられるが,慢性の使用または使い過ぎ(over use)による手関節および手指の伸筋(または屈筋)の付着部の炎症によるものが多い.医学的には「上腕骨外(または内),上顆炎」,「手指伸(または屈)筋炎」などと呼ぶ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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