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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル24巻5号

1990年05月発行

文献概要

特集 急性期の理学療法

関節外科手術後の理学療法

著者: 畑耕治1 内藤恵子1 増田基嘉1 吉田修1 島田永和2

所属機関: 1島田病院理学診療科 2島田病院

ページ範囲:P.293 - P.299

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 Ⅰ.初めに

 近年,関節外科手術後の理学療法は術後早期より行なわれるようになってきた.人間本来の機能から考えると手術後の安静期間は短く,早期に社会,家庭へ復帰するに越したことはない.ましてスポーツ選手は治療期間が長くなればなるほど弊害は多く,選手生命を絶たれる可能性もある.しかし,機能低下を防ぎ,早期に完全復帰させるには現代の医学の進歩では十分とは言い難く,理学療法も暗中模索の中,経験的に治療体系を組んでいるのが現状と思われる.

 今回,症例を通じ,以前当院で行なっていた膝前十字靱帯(ACL)術後プログラムと現在のプログラムを比較し,早期理学療法の重要性について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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