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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル25巻1号

1991年01月発行

文献概要

特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に

脳卒中後遺症者の長期予後

著者: 伊藤良介1

所属機関: 1七沢リハビリテーション病院・脳血管センターリハビリテーション医学科

ページ範囲:P.4 - P.8

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 Ⅰ.初めに

 脳卒中は複雑な障害をもたらし,生活のあらゆる側面に影響を与え,その長期的な予後は簡単な指標では表現できない.「リハビリテーション訓練」を行なう立場からすれば,身体機能,特に運動機能に関心が向かうのは当然だが,身体機能の向上にはその前提となる生命の維持が必要であり,また機能を生かしてどのような生活を送れるかが重要である.ここでは,脳卒中後遺症者の比較的長期にわたる予後について,これまでの研究報告を基に種々の側面から簡単にまとめてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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