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特集 理学療法処方をめぐって 理学療法処方を考える
包括的指示と制限的指示の混在
著者: 牧田光代1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.684 - P.685
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理学療法処方をめぐってどのような形が最善かは,度々議論されてきている.特に近年は包括処方や,制限的処方などの形態が議論されている.これが問題になる背景としては,患者を取り巻くチーム医療の中での理学療法士の立場が明確にされていないということも挙げられよう.チーム医療のもつ意味とその一員としての理学療法士の在りかたを明確にすることは,その指示形態に対しても大きくかかわってくるものと思われる.当院のリハビリテーション部の特徴を述べながら,理学療法処方について考えてみたい.
理学療法処方をめぐってどのような形が最善かは,度々議論されてきている.特に近年は包括処方や,制限的処方などの形態が議論されている.これが問題になる背景としては,患者を取り巻くチーム医療の中での理学療法士の立場が明確にされていないということも挙げられよう.チーム医療のもつ意味とその一員としての理学療法士の在りかたを明確にすることは,その指示形態に対しても大きくかかわってくるものと思われる.当院のリハビリテーション部の特徴を述べながら,理学療法処方について考えてみたい.
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