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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル25巻10号

1991年10月発行

文献概要

PT最前線

子どもが生まれて徹夜がふえた―国立水俣病研究センターで患者に溶け込んで 長峰美喜子氏/<証言>今でも水俣病は現在の問題

著者: 本誌編集室 浜元二徳1

所属機関: 1アジアと水俣をむすぶ会

ページ範囲:P.710 - P.711

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 水俣病,四日市喘息,イタイイタイ病,新潟水俣病を称して四大公害病,今エコロジーが喧伝され,ロウ・インパクトな生活が叫ばれる.公害は,これらの考えと対極を成す.中でも水俣病は公害の原点と言われ,今でも水俣の海で採れた魚介は,タンクに入れる処分を受ける.水俣を故郷とする一人の少女が,理学療法士となってからこの病と深くかかわるようになったのは,自分の故郷の出来事であるから,人間として許せぬ仕業であるからだ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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