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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル25巻11号

1991年11月発行

文献概要

特集Ⅰ 職場運営と業務の見直し

脳卒中主体のリハビリテーション病院における理学療法業務の見直し

著者: 浅山修1 古川真知子1 尾花久1 露口明宏1 一色房幸1 兵頭由美1

所属機関: 1松山リハビリテーション病院

ページ範囲:P.745 - P.751

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 Ⅰ.初めに

 超高齢化社会への施策として,国はゴールドプランを高々と謳い上げ,われわれの住む一地方都市の周辺でも,老人保健施設や老人福祉施設などの開設が,現実として目や耳に入るようになってきた.しかし,障害老人のリハビリテーションへの期待は膨む一方であり,リハビリテーション専門病院における入院患者の高齢化,障害の重度化,入院期間の長期化などによる施設化の実態は,今や頂点に達していると言っても過言ではないであろう.

 民間経営のリハビリテーション専門病院である松山リハビリテーション病院(以下,当院と略.)においても例外ではなく,施設化とリハビリテーションへの過大なる期待との板挾みの中で,理学療法業務は多忙を極めている.

 今回,リハビリテーション専門病院における理学療法業務の在りかたを問い質(ただ)すため,当院での理学療法業務,中でも脳卒中に対する運動療法の実態を中心に報告し,われわれなりの考察を加えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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