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特集Ⅰ 職場運営と業務の見直し
脳卒中主体のリハビリテーション病院における理学療法業務の見直し
著者: 浅山修1 古川真知子1 尾花久1 露口明宏1 一色房幸1 兵頭由美1
所属機関: 1松山リハビリテーション病院
ページ範囲:P.745 - P.751
文献購入ページに移動超高齢化社会への施策として,国はゴールドプランを高々と謳い上げ,われわれの住む一地方都市の周辺でも,老人保健施設や老人福祉施設などの開設が,現実として目や耳に入るようになってきた.しかし,障害老人のリハビリテーションへの期待は膨む一方であり,リハビリテーション専門病院における入院患者の高齢化,障害の重度化,入院期間の長期化などによる施設化の実態は,今や頂点に達していると言っても過言ではないであろう.
民間経営のリハビリテーション専門病院である松山リハビリテーション病院(以下,当院と略.)においても例外ではなく,施設化とリハビリテーションへの過大なる期待との板挾みの中で,理学療法業務は多忙を極めている.
今回,リハビリテーション専門病院における理学療法業務の在りかたを問い質(ただ)すため,当院での理学療法業務,中でも脳卒中に対する運動療法の実態を中心に報告し,われわれなりの考察を加えてみたい.
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