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プログレス
自己血輸血
著者: 湯浅晋治1
所属機関: 1順天堂大学医学部輸血学研究室
ページ範囲:P.779 - P.779
文献購入ページに移動 輸血には種々の検査が行なわれているが,一定のリスクを伴うものである.したがって,輸血はリスクを上回る効果が期待されるかどうかを考慮し,必要な成分のみを最小限に輸血することが重要である.このような同種血のリスクに対し近年,もっとも安全な輸血法として自己血輸血が行なわれるようになってきた.これからは外科手術患者に対する輸血は自己血輸血の適応があるかどうかを考え,積極的に本法を推進することが必要である.
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