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1ページ講座 くすりの知識・3
神経系に作用する薬・1 抗てんかん薬,抗不安薬,催眠薬
著者: 才藤栄一1
所属機関: 1東京都リハビリテーション病院
ページ範囲:P.215 - P.215
文献購入ページに移動 1.抗てんかん薬
てんかん(epilepsy)は,大脳ニューロンの過剰な興奮性により生ずる反復性の発作(意識障害,痙攣,行動異常など)である.ここでは,てんかん発作抑制のための抗てんかん薬について概要を述べる.
抗てんかん薬を使うには,まず症状がてんかん(痙攣:seizureなど)であるかどうか明らかにすることがたいせつである.患者や家族は痙性によるクローヌスを「痙攣」と言うこともある.さらに,てんかんの発作型により有効な薬剤が異なるので,発作型の正確な診断が重要になる.表1に各発作型と選択薬を掲げる.
てんかん(epilepsy)は,大脳ニューロンの過剰な興奮性により生ずる反復性の発作(意識障害,痙攣,行動異常など)である.ここでは,てんかん発作抑制のための抗てんかん薬について概要を述べる.
抗てんかん薬を使うには,まず症状がてんかん(痙攣:seizureなど)であるかどうか明らかにすることがたいせつである.患者や家族は痙性によるクローヌスを「痙攣」と言うこともある.さらに,てんかんの発作型により有効な薬剤が異なるので,発作型の正確な診断が重要になる.表1に各発作型と選択薬を掲げる.
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