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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル25巻3号

1991年03月発行

文献概要

1ページ講座 くすりの知識・3

神経系に作用する薬・1 抗てんかん薬,抗不安薬,催眠薬

著者: 才藤栄一1

所属機関: 1東京都リハビリテーション病院

ページ範囲:P.215 - P.215

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 1.抗てんかん薬

 てんかん(epilepsy)は,大脳ニューロンの過剰な興奮性により生ずる反復性の発作(意識障害,痙攣,行動異常など)である.ここでは,てんかん発作抑制のための抗てんかん薬について概要を述べる.

 抗てんかん薬を使うには,まず症状がてんかん(痙攣:seizureなど)であるかどうか明らかにすることがたいせつである.患者や家族は痙性によるクローヌスを「痙攣」と言うこともある.さらに,てんかんの発作型により有効な薬剤が異なるので,発作型の正確な診断が重要になる.表1に各発作型と選択薬を掲げる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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