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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル25巻6号

1991年06月発行

文献概要

プログレス

Reflex Sympathetic Dystrophyの治療

著者: 塩谷正弘1

所属機関: 1関東逓信病院ペインクリニック科

ページ範囲:P.425 - P.425

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 1.初めに

 反射性交感神経性萎縮症は外傷または神経損傷を残す疾患後に生じる状態であり,交感神経の機能亢進とallodynia,hyperpathia,を示す難治性の疼痛疾患である.1986年international association of the study of painでまとめられた疼痛の分類法では従来の考えかたを見直し,カウザルギーは灼熱痛が有りallodyniaとhyperpathiaが有るもので神経またはその枝の部分的な損傷後に生じるものとし,反射性交感神経性萎縮症を持続痛が有り,骨折などの外傷後に生じるもので神経には損傷を認めないものとした1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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