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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル25巻7号

1991年07月発行

文献概要

特集 Ⅰ.理学療法カリキュラムの在りかたを探る

四年制大学のカリキュラムの在りかた

著者: 武富由雄1

所属機関: 1神戸大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.463 - P.469

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 Ⅰ.初めに

 文部省は1990年11月2日「我が国の文教施策」第Ⅰ部「高等教育の課題と展望」を公表した1).大学を中心とする開かれた高等教育が経済発展や国民生活向上に伴い発展の一途をたどり,専修学校を含めると約341万人が在学し,同一年齢層の二人に一人が高等教育を受け,なかでも大学は高等教育の中核的な機関として我が国の発展に寄与してきたことを述べていた.看護教育が四年制大学で行なわれてから38年を経た現在,その数は11校である2).高等教育の高度化が施策に盛られている現在,未だ理学療法士教育制度では四年制大学が設けられていない.

 そこで,四年制大学を目指しての理学療法士教育のあゆみ,四年制大学教育の理念を基に,カリキュラムの在りかたについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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