文献詳細
文献概要
特集 重度障害児の理学療法
重度障害児(者)の実態とリハビリテーションの動向
著者: 山形恵子1
所属機関: 1東京都立医療技術短期大学部
ページ範囲:P.520 - P.525
文献購入ページに移動 Ⅰ.重度障害とは
主として運動面の障害に注目して考えられている.身体障害者手帳の基準で言えば,1級,2級(1級は寝たきり,2級は何とか坐位に持ち込める.)と考えられるが,3級も,さまざまな補装具を利用しないと歩行ができないレベルなので,一般に重度と言う際はほぼ3級まで含められる.
現在運動面だけ障害される場合もあるが,重度障害を引き起こす最大の原因と考えられている脳性麻痺や脳障害の場合,さまざまな合併症をもつので,単純に運動機能の障害状況で,重度とか軽度と分類することは難しい.
主として運動面の障害に注目して考えられている.身体障害者手帳の基準で言えば,1級,2級(1級は寝たきり,2級は何とか坐位に持ち込める.)と考えられるが,3級も,さまざまな補装具を利用しないと歩行ができないレベルなので,一般に重度と言う際はほぼ3級まで含められる.
現在運動面だけ障害される場合もあるが,重度障害を引き起こす最大の原因と考えられている脳性麻痺や脳障害の場合,さまざまな合併症をもつので,単純に運動機能の障害状況で,重度とか軽度と分類することは難しい.
掲載誌情報