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作業療法士
著者: 古川昭人1
所属機関: 1熊本リハビリテーション学院
ページ範囲:P.44 - P.44
文献購入ページに移動 我が国における作業療法士養成は,1966年の国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院の開校に始まり,現在33校(うち13校が医療短期大学部),毎年700名の卒業生を送り出せるまでになっている.これには,医療観の変化や社会情勢の変化を基盤にしており,診療報酬の制定と老人保健法の制定などにより,作業療法士のニードと職域は大きく拡大してきている.
これまで,厚生省では3回にわたる作業療法士需給計画の見直しを行なってきている.第一回目の1983年には1995年までに7100名の需要を見込んでいたが,老人保健法の制定により,1988年には7500名に需要数が増加した.さらに,1999年までに作業療法士数を15800名までに増加するという,「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略(いわゆるゴールドプラン)」に基づいた需給計画の見直しが1991年8月に答申された.この供給計画では,現在700名の養成力を1995年までに2300名に増加させる方向で検討が為されている.
これまで,厚生省では3回にわたる作業療法士需給計画の見直しを行なってきている.第一回目の1983年には1995年までに7100名の需要を見込んでいたが,老人保健法の制定により,1988年には7500名に需要数が増加した.さらに,1999年までに作業療法士数を15800名までに増加するという,「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略(いわゆるゴールドプラン)」に基づいた需給計画の見直しが1991年8月に答申された.この供給計画では,現在700名の養成力を1995年までに2300名に増加させる方向で検討が為されている.
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