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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル26巻12号

1992年12月発行

文献概要

特集 終末期ケアと理学療法

一般病院における終末期ケアと理学療法

著者: 辻下守弘1 鶴見隆正1 川村博文1

所属機関: 1高知医科大学附属病院理学療法部

ページ範囲:P.815 - P.820

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 Ⅰ.初めに

 近年我が国では,死因の第一位を占めている癌により,毎年約20万人の人たちがこの世を去っている.癌はその発症が即進行した状態に繋(つな)がり死に至るというわけではなく,最近の医療技術の発展により癌の診断治療技術や末期癌に対する延命技術も飛躍的に進歩しているが,その一方で終末期ケアという問題が社会的にも大きくクローズアップされるようになった1,2)

 しかし,これまで終末期ケアは,理学療法士の間ではあまり議論されていない.そこで本稿では,一般病院での癌患者に対する理学療法の実態と終末期ケアにおける理学療法の在りかたとを症例を通して解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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