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文献概要
講座 CTとMRI・2
脳のCT・1―正常像
著者: 白水一郎1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院放射線科
ページ範囲:P.109 - P.114
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
頭部CTの正常像として,軸位断像の主として単純CTを中心に述べる.また,比較的よく目にする正常変異やアーチファクトについて知っておくことは日常診療上重要である.CTの各断面をそれぞれ別個のものとして理解しようとせず,上下のスライスとあわせ立体的に把握することが重要である.
今回図1~7は単純CTを小脳橋角槽に始まり,上行して脳室上方のレベルの断面を連続して呈示し,図8,9は造影CTとして主に血管系を,図10~12は、特異的なものを取り上げてある.そのため本文中の説明は,図の順序とは一致していないことをお断わりしておく.
また,簡便な理解のためにも,用語は原則,和名に限るよう努めたが,不十分な語彙(い)については後記の参考文献で補足されたい.
頭部CTの正常像として,軸位断像の主として単純CTを中心に述べる.また,比較的よく目にする正常変異やアーチファクトについて知っておくことは日常診療上重要である.CTの各断面をそれぞれ別個のものとして理解しようとせず,上下のスライスとあわせ立体的に把握することが重要である.
今回図1~7は単純CTを小脳橋角槽に始まり,上行して脳室上方のレベルの断面を連続して呈示し,図8,9は造影CTとして主に血管系を,図10~12は、特異的なものを取り上げてある.そのため本文中の説明は,図の順序とは一致していないことをお断わりしておく.
また,簡便な理解のためにも,用語は原則,和名に限るよう努めたが,不十分な語彙(い)については後記の参考文献で補足されたい.
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