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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル26巻3号

1992年03月発行

文献概要

特集 隣接領域における理学療法教育

看護教育における理学療法士の役割

著者: 関屋曻1 宮下智1 浅田春美1 矢野幸彦1

所属機関: 1東京衛生専門学校

ページ範囲:P.156 - P.161

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 Ⅰ.初めに

 障害者のリハビリテーションの過程は複数のリハビリテーションスタッフによるチームアプローチの形で行なわれることが多い.そこでは対象となる障害者の問題の解決のために必要なスタッフが集まってチームを構成することになる.その中でも看護婦は,ほとんどすべての患者の急性期から慢性期まで,期間的にも時間的にも長く障害者にかかわり,障害者のリハビリテーションの中で果たす役割は非常に大きい.そのような状況にある看護婦に対して,学校教育の中で,リハビリテーション領域の何をどのように教えるのか,また,理学療法士がそこでどのような役割を果たすのかが筆者に与えられたテーマである.

 現在の看護の指定規則の中では,「リハビリテーションの看護」が臨床看護総論の中に位置付けられている.このリハビリテーションの看護を中心に考えることにしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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