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特集 隣接領域における理学療法教育
地域リハビリテーション教育における理学療法士の役割
著者: 小嶋裕1
所属機関: 1高知リハビリテーション学院理学療法学科
ページ範囲:P.168 - P.173
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
経済高度成長以後の社会構造の変化,急速な高齢化社会への進展,国民医療費の増大,社会的ニーズの変化などに伴い,地域リハビリテーション活動に対する要請が高まっている.
このような状況の中で地域リハビリテーション活動は,理学療法士にとって,特に老人保健法および老人福祉法事業に関連して大きなかかわりが生じており,各関連事業についての理学療法士の活動が実践されている.
本稿では,特に高齢者(障害老人)に対する「社会サービス」としての地域リハビリテーション活動の概要に触れ,地域リハビリテーション活動における理学療法士の役割の中で,地域リハビリテーション活動に携わる他職種に対する地域リハビリテーション教育について,筆者自身の経験からその内容・方法を提示するとともに,教育上の問題点および課題を提起したい.
経済高度成長以後の社会構造の変化,急速な高齢化社会への進展,国民医療費の増大,社会的ニーズの変化などに伴い,地域リハビリテーション活動に対する要請が高まっている.
このような状況の中で地域リハビリテーション活動は,理学療法士にとって,特に老人保健法および老人福祉法事業に関連して大きなかかわりが生じており,各関連事業についての理学療法士の活動が実践されている.
本稿では,特に高齢者(障害老人)に対する「社会サービス」としての地域リハビリテーション活動の概要に触れ,地域リハビリテーション活動における理学療法士の役割の中で,地域リハビリテーション活動に携わる他職種に対する地域リハビリテーション教育について,筆者自身の経験からその内容・方法を提示するとともに,教育上の問題点および課題を提起したい.
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