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特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
高齢者のスポーツプログラムの開発
著者: 池田勝1
所属機関: 1鹿屋体育大学体育学部
ページ範囲:P.235 - P.239
文献購入ページに移動 Ⅰ.高齢者スポーツの意義
1991年9月に岩手県盛岡市を中心に開催された高齢者のスポーツと文化の祭典「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」に,1人のアメリカのスポーツ関係者を招待したが,「ねんりんピック」終了後に,この大会の感想を求めたところ,開口一番「最近の日本のお年寄りには腰の曲がった人をほとんど見かけませんね.杖の代わりに,スティックを持っているお年寄が多く目につきますね.」という答えが返ってきた.
スティックとは,日本の「高齢者スポーツ」の代名詞とも言われているゲートボールのボールを打つ用具で,現在ゲートボール人口が高齢者を中心に約400万人とみなされているから,先のアメリカのスポーツ関係者ならずとも,杖の代わりにゲートボールのスティックを持ったお年寄を日本全国どこでも見かけられる光景となった.
1991年9月に岩手県盛岡市を中心に開催された高齢者のスポーツと文化の祭典「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」に,1人のアメリカのスポーツ関係者を招待したが,「ねんりんピック」終了後に,この大会の感想を求めたところ,開口一番「最近の日本のお年寄りには腰の曲がった人をほとんど見かけませんね.杖の代わりに,スティックを持っているお年寄が多く目につきますね.」という答えが返ってきた.
スティックとは,日本の「高齢者スポーツ」の代名詞とも言われているゲートボールのボールを打つ用具で,現在ゲートボール人口が高齢者を中心に約400万人とみなされているから,先のアメリカのスポーツ関係者ならずとも,杖の代わりにゲートボールのスティックを持ったお年寄を日本全国どこでも見かけられる光景となった.
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