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雑誌目次

雑誌文献

理学療法ジャーナル26巻5号

1992年05月発行

雑誌目次

特集Ⅰ 院内感染

メチシリン耐性ブドウ球菌の感染予防

著者: 北原光夫

ページ範囲:P.290 - P.293

 メチシリン耐性ブドウ球菌(Methicillin Resistant Staphylococcus aureus,以下MRSAと略.)は近年本邦において重大な問題となってきている.理学療法士も医師・看護婦と同様に,MRSAに感染した症例,あるいはMRSAの生息(colonizationコロナイゼイション)している症例に接触する機会は多い.したがって,MRSAの感染予防の基本を理解しておくことは重要である.

B型,C型肝炎などウイルス疾患の予防

著者: 宮崎正子 ,   岩村伸一 ,   富田昭 ,   大西三朗

ページ範囲:P.294 - P.299

 Ⅰ.初めに

 院内感染予防の対象となる代表的ウイルス性疾患としてB型肝炎が挙げられるが,最近ではC型肝炎ウイルスに対する対策が問題となっている.現在,肝炎ウイルスはA,B,C,D,Eの5種類に分類されているが,BおよびC型肝炎ウイルスは非経口感染様式をとり,血液を介し患者から医療従事者に感染する危険性が高い.B型肝炎については医療従事者に生じた感染事故を契機として現在ではほぼ確立された院内感染予防対策1)が整っており,C型肝炎ウイルスならびにHIVの感染予防対策についてもその規範に準じて行なわれている.そこで,B型肝炎に対する院内感染予防を中心に院内感染予防の面から重要と思われるウイルス性疾患について述べる.

理学療法現場での感染予防

著者: 内田成男 ,   椿原彰夫 ,   藤沢しげ子 ,   遠藤敏 ,   野田幸雄

ページ範囲:P.300 - P.303

 Ⅰ.初めに

 最近のリハビリテーション医療の発展は見覚ましく,理学療法の対象とされる患者の増加は著しい.しかも単なる数の増加にとどまらず,その疾患の種類,また重症度にも大きな変化を示している.それはNICU,ICUでの理学療法,あるいは,ハイリスクな悪性腫瘍,重症臓器不全,感染症などの患者に対する理学療法と質量ともに拡がりをみせてきた.なかでも従来,理学療法士のかかわりの薄かったNICU,ICUなどでの理学療法の増加により,リスク管理としての感染予防の重要性が認識されるようになってきている.

 昨今,院内感染の問題がクローズアップされ始め,さらにエイズウイルスやB型肝炎ウイルスなど,血中ウイルス感染も含めて,その対策が検討され始めている1,2).そこで理学療法部門における院内感染対策について述べてみたい.(なお,水治療については,月が瀬リハビリテーションセンターの報告である.)

特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって

最新の骨粗鬆症の治療

著者: 乗松尋道

ページ範囲:P.305 - P.309

 Ⅰ.初めに

 総人口に対して老年人口の占める割合は全国平均1989年には11.6%であり,2000年には15.6%になることが予想され,欧米諸国より速い速度で人口の老齢化が進んでいる.そのために老人に多い悪性腫瘍,痴呆などと並んで老人性骨粗鬆症は重要であり,その診断と治療法の開発は特に注目されている.骨粗鬆症は骨量が減少した状態を指し,骨の力学的強度が低下しているので転倒などのわずかな外力で脊椎,四肢の長管骨の骨折を起こし寝た切り老人の一つの原因になりかねない.

 ここでは最初に骨粗鬆症の疫学にふれ,その後治療法の最近の動向について述べたい.

脳卒中患者の廃用性骨萎縮と理学療法

著者: 佐藤秀一 ,   佐藤礼人 ,   岡本五十雄

ページ範囲:P.310 - P.315

 Ⅰ.初めに

 老人性骨粗鬆症および閉経後骨粗鬆症は,骨の生理的加齢現象を基盤に,遺伝的,体質的な要因,閉経,いろいろなホルモンの代謝異常,栄養の問題や生活様式の問題など多元的な要因が加わって発症することから,退行期骨粗鬆症1)とも呼ばれている.これは主として骨量の減少が原因で骨折や腰背部痛を引き起こし,容易に臥床状態となるため,痴呆とともに老人にとって重大な疾患の一つである.

 高齢化社会において増加する脳卒中患者においては,この退行期骨粗鬆症に加えて,種々の機能障害や能力障害等の運動阻害因子によって生じる廃用症候群である不動性骨粗鬆症が問題となる.したがって,理学療法を施行する上で,脳卒中患者における廃用性骨萎縮の予防あるいは改善という視点に立って,複雑多様な障害構造と廃用性骨萎縮との関連を分析することは重要である.

とびら

自分を支えるものは……

著者: 田原弘幸

ページ範囲:P.289 - P.289

 理学療法に携わって長い年月が経過した.“光陰矢の如し”と言うが,振り返ってみるとあっという間のようだ.自分なりにその時々に応じて精一杯やってきたつもりではあるが,反省することの多い昨今である.一人の人間として,それなりに大きく成れただろうか?理学療法士としての経験にふさわしいだけの成長・発達をしてきただろうか?いずれにしても,さまざまな出来事と経過があって現在の自分が在ることに変わりは無い.

 私にはこれまでの人生においてずーっともち続けている,座右の銘とも言えるものがある.それは“自分を支えるものは自分である”ということばである.このことばは中学時代に,小柄だが凜凜(りんりん)とした風貌の校長先生が毎週の朝礼の最後に必ず述べられていたものである.以来,何故か脳裏の片隅にあって,人生の転機,想いに耽(ふけ)るときなどに口に出てくるのである.

1ページ講座 関連職種の動向・5

臨床工学技士

著者: 沢桓

ページ範囲:P.316 - P.316

 1.臨床工学技士とは

 臨床工学技士という資格は1988年に施行された国家資格であり,その定義によれば,医師の指示の下に「生命維持管理装置の操作および保守点検を業務とする者」となっている.具体的には,

 (1)人工呼吸器などを使用する呼吸治療業務

 (2)心臓手術時の人工心肺業務

 (3)透析などを含む血液浄化業務

 (4)手術室やICUでの業務

 (5)高気圧酸素療法業務

 (6)IABP(補助循環の一種),除細動器など

 (7)以上の業務で使用する機器の保守点検業務

 である.これらの業務はすでに20年ほど前から,それぞれの分野にて技士によって行なわれてきたものであるが,それが今回法制化されたものである.従来から各分野で働いてきた技士(現任者)は全員,1993年3月までに国家試験を受けて資格を取得しなければ,それ以後は業務を続けてゆけなくなる.

入門講座 理学療法におけるパーソナルコンピューター活用・5

理学療法研究におけるパーソナルコンピューター活用

著者: 青木主税 ,   川合秀男

ページ範囲:P.317 - P.320

 Ⅰ.初めに

 近年,パーソナルコンピューター(以下,パソコンと略.)を中心としたコンピューターの発達と普及は目覚ましいものがあり,われわれ理学療法の日常業務処理および研究分野においても大きな影響を及ぼしている.日本電子工業振興協会によると,パソコン本体の総出荷台数は1991年度は300万台に達すると推定しており,統計的なデータは無いが,多くの病院,リハビリテーションセンターでパソコンが利用されていると考えられる.最近の学会発表や学術誌において,パソコンを用いた定量的測定や統計的手段としてパソコンによるデータ処理が増加してきている.

 本稿では理学療法の研究における,パソコンを使用したデータ入力および処理,統計処理,文献検索などの活用を中心にふれてみたい.

講座 CTとMRI・5

脊椎・脊髄のMRI

著者: 町田徹

ページ範囲:P.321 - P.328

 Ⅰ.初めに

 脊椎・脊髄疾患におけるMRIの特徴は何と言っても,脊髄自体およびその病変が直接描出できることにある.しかしMRIは骨,靭帯は無信号となるため,これらの描出にはCTのほうが勝れている.

 脊椎・脊髄のMRIでは通常矢状方向,軸方向の画像(Spin echo法)が中心となり,骨棘や靱帯骨化による影響を見る場合にはT2*強調像などのgradient echo法が施行されることがある.脊髄は脳に比し,きわめて小さい構造物であるため,スライス厚は5mm以下とすることが望ましく,そのためには高磁場MRIが必要である1)

 MRでは直接矢状方向の断層面が得られるため,脊髄のような縦に長い構造物の描出には非常に有利である.

印象に残った症例

6年ぶりに歩行を再獲得した慢性関節リウマチ患者の理学療法を通して

著者: 長谷川恵子 ,   宇川康二

ページ範囲:P.329 - P.333

 Ⅰ.初めに

 慢性関節リウマチ(以下,RAと略)は,進行性の慢性炎症性疾患であり,関節破壊が進行し,歩行困難,時には歩行不能に陥ることがある.しかし,人工関節置換術などにより再び歩行が可能となる症例も少なくない1)

 今回,両膝関節,股関節屈曲拘縮のため約6年間歩行不能であったRA患者のリハビリテーションを,手術前から自宅退院に至るまでの約6か月半経験することができた.この過程において,それらの関節の関節可動域(以下,ROMと略.)や膝関節伸筋群筋力の改善および患者が歩行獲得できたことに対し驚きと感激を得たのみならず,患者の人間性や患者との関係を含むリハビリテーションの進めかたについて考えさせられたことも多く,印象に残る症例であったのでここに報告する.

TOPICS

診療報酬改定―その解説と問題点

著者: 吉尾雅春

ページ範囲:P.334 - P.334

 この4月より診療報酬が改定された.薬価基準の引き下げも同時に行なわれたため,実質的な引き上げは2.5%になる.点数も大きく改定されたが,医療法の改定を待たず内容も大幅に見直され,近年の我が国の厚生行政が集約的に鮮明に打ち出されたものと言える.

プログレス

脳機能の画像化の進歩

著者: 浦上信也 ,   住江寛俊 ,   久留裕

ページ範囲:P.335 - P.335

 脳機能の画像化の進歩を語るとき,もっとも特記すべき出来事として,1970年代におけるCTの実用化が挙げられる.それ以前では1962年にLassen & Ingvarらが放射性稀ガスの体外測定により局所脳血流の測定を実施し,その他にも各種RIによるStatic Imageの作製が行なわれていたが,空間分解能において,Brodmann地図上における言語野や運動野の同定などは,厳密な意味では不可能であった.しかし一方で,これらのRI技術は,解剖学的情報であるCTとは異なり脳の機能的側面を表わすものとされ,1980年代に入りPET(ポジトロンCT),SPECTとして発展していった.また画像処理や演算速度の向上は近年におけるLSIを初めとするコンピューター基本技術の進歩に負うことが少なくない.さらに,これらの技術は1980年代後半におけるMRI(核磁気共鳴画像)の開発となって,別種の画像情報を提供することになった.

 まず,先駆的役割を担ったCTであるが,我が国内ではここ15年のうちにきわめて高い普及率を示した.そして,その基本原理は脳組織間のX線吸収差を計測し水平断として画像化し再構成するのであり,良好な分解能によって細かい解剖学的脳構造を把握することが可能である.このことは一方で,完全に梗塞に陥った脳実質や脳出血の同定が容易で,言語野の破壊の程度より言語療法の効果予見とか検査時の臨床症状の説明には有用性を発揮するが,慢性期においては,画像が大きく変化しないために,脳血管障害後のリハビリテーション効果の判定には十分に利用できない.

我が地域

讃岐のこと知っとんな?/茨城をシッテッケ?

著者: 峰久京子 ,   佐藤弘行

ページ範囲:P.336 - P.337

 今回,香川県における理学療法士の状況についての原稿を書くようにと私の上司であり,香川県理学療法士会会長である清水光芳氏により言われ,深く考えずにお引き受けしたものの,私のようなものが香川県を紹介してよいものだろうかと後悔の念を禁じえません.しかしそこはお許しをいただいて若干の独断と偏見に私自身の反省も含めて筆を進めたいと存じます.

あんてな

理学療法士需給計画の見直し

著者: 黒川幸雄

ページ範囲:P.338 - P.338

 1.意見書の主旨;ゴールドプラン

 1991年8月16日医療関係者審議会理学療法士作業療法士部会は,厚生大臣に対し「理学療法士及び作業療法士の需給計画の見直しに関する意見書」を提出した.この意見書によれば,理学療法士作業療法士部会が数年前の1988年9月に前回の理学療法士作業療法士の需給計画の見直しを行なったが,「現状のまま推移すれば,理学療法士,作業療法士とも1995年ころには需要と供給が均衡する」旨の結果を待たず,新たな需給計画の見直しを行なうことになったのは高齢者保健福祉推進10か年戦略の策定などの必要性が生じたためと述べている.このように「高齢者保健福祉推進十か年戦略(ゴールドプラン)」の推進のためには,質量ともに多大な人材を緊急に必要としている.整備目標の2000年には,ショートステイ(特別養護老人ホームなど)5万床,デイサービス1万か所,在宅介護支援センターの充実1万か所,「ねたきり老人ゼロ作戦」展開のための機能訓練の充実4783か所(1991年度),脳卒中・骨折などの予防のための健康教育などの充実,老人保健施設の整備(28万床),特養老人ホーム整備24万床等々が挙げられ,理学療法士の業務領域に位置付けられるものが大半を占めている.

特別寄稿

理学療法・作業療法教育の「自己点検・評価」

著者: 鈴木明子 ,   長澤弘

ページ範囲:P.339 - P.343

 Ⅰ.初めに

 理学療法士および作業療法士の日本における養成校設立されその教育が出発したのは,1963年のことであった,そして現在「量から質の時代」と言われ,1993年には国内で初めて四年制大学教育コースが広島大学医学部に学科新設という形で実現することとなった.他の幾つか大学でも四年制を新設するべく準備が進められている現状でもあり,理学療法士・作業療法士の教育形態は大きく変革しようとしている.

 文部省は1947年の学校教育法の制定以来,大学設置基準(1956年)を16回改正してきた.1984年には臨時教育審議会を設置し,そこから改革提案が出され,①生涯学習体系への移行,②個性化,多様化の促進,③新しい時代への適切な対応,という三つの視点を提示した.1987年には大学審議会をもつこととなり,大学設置基準を弾力化し,各大学が多様で特色の有るカリキュラムの設計をすることになった.さらに,1991年には一般教育と専門教育の時間的区切りが各大学の判断に任せられることになった(文部広報890号).それに加えて,各大学が自らの責任で教育研究の不断の改善を目指すために,「自己点検・評価」を行なっていくことが課せられるようになった.

 理学療法士・作業療法士の教育は高等教育であり,各大学や養成校においても「自己点検・評価」に関して議論が為されていくべきであり,その具体的方法について検討しなければならない時期にさしかかっていると言っても過言ではないであろう.これらについての我が国の教育分野における報告や文献は,ほとんど無いと言ってもよい現状である.そこで筆者らは,理学療法士・作業療法士教育における教員の「自己点検・評価」についてその重要性と必要性について述べ,さらに臨床実習指導の場でも同様な評価表が確立されることを望み,論述していく.

プラクティカル・メモ

膝・足関節運動に対するローラースケートの利用

著者: 中島学

ページ範囲:P.344 - P.344

 1.初めに

 膝や足関節の運動のための器械・器具としては,従来より幾つかのものが使用されている.その一つとして市販のローラースケートが利用でき,多くの特長を有していると思われるのでここに紹介する.

報告

養護・訓練教諭採用における諸問題

著者: 佐藤秀紀

ページ範囲:P.345 - P.348

 Ⅰ.初めに

 養護学校に就学する肢体不自由児の障害が多様化し,重度・重複化してくるに伴って,教師の役割も変化してきているように思われる.教員養成大学で養成された専門職としての教諭だけで対応しきれるかということが問題となろう.学校で児童・生徒の教育指導を行なうことのできるのは,教諭の資格をもっている者だけである.養護・訓練の指導に関しても現行では,理学療法士・作業療法士などの医療職の資格のみで一般教諭と対等な立場での養護学校勤務は法律上不可能である(教育職員免許法第3条3).

 しかし,1973年度から発足をみた養護・訓練担当教諭の認定試験制度の結果,22歳以上で大学入学資格が有る者は養護学校養護訓練教諭試験の受験が可能となり,養護学校において養護・訓練担当としての勤務が可能となっている,ところが,1973年度より19年を経過したが,養護学校養護・訓練担当(肢体不自由)合格者は,のべ322名に過ぎない.なお1991年度の(肢体不自由)合格者は11名(合格率10.1%)で,受験者数,合格者数ともに横這い傾向である.特に医学関係の教育界への参加は未だ少なく,全国的にみても理学療法士22名(1983),作業療法士11名(1984)にすぎない.

 そこで今回,肢体不自由教育の養護・訓練担当の専門教員の採用に関し,現状と問題点,さらにはその問題解決についての私見を述べてみたい.

症例報告

高位頸髄損傷患者に対するリエゾンカンファレンスの経験

著者: 島田進 ,   豊倉穣 ,   村上恵一 ,   黒谷正明 ,   舘哲郎

ページ範囲:P.349 - P.351

 Ⅰ.初めに

 リハビリテーション医療は,患者の身体部分,身体機能および身体像の喪失など,さまざまな喪失体験を前提として開始される.しかし身体的問題のみならず,それに関連した心理社会的問題が表面化し,治療に支障をきたすことも少なくない.当大学リハビリテーション学教室では,これら問題への対応の一環として精神科医を交えたリエゾンカンファレンス(以下,LCと略.)を開催している1-4)

 今回,種々の心理社会的問題点を有した高位頸髄損傷の1例に対してLCを含めた包括的対応を行なった.そこで,LCでの討議を中心に上記問題点をチームアプローチの観点から検討し,報告する.

PTのひろば

ちゃんぷると寿司

著者: 木村朗

ページ範囲:P.333 - P.333

 那覇の黄昏は紫色に暮れ,美しい.沖縄で暮らし始めて1年,興味深い理学療法の状況をみている.研究の合間を縫っての,つかの間の臨床で,一面からしかとらえていないが.“ちゃんぷる”である.

 ちゃんぷるとは,素材を混ぜ合わせて炒めた料理を指すほかに,「混ぜる」の意味がある.困り事は「何でもリハ」,すなわち適応の有無が判断されないままのベルトコンベアー式指示と,治療方針の不明確な,「その他に丸」式処方が療法士部門に出され,「理学療法士の行なう理学療法」と「誰でもいいから理学療法らしいもの」がちゃんぷるされて,この両者に何の「差」も生じない構図である.

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文献抄録

ページ範囲:P.352 - P.353

編集後記

著者: 鶴見隆正

ページ範囲:P.356 - P.356

 この号が読者の皆様のお手元に届くころには,演題数433題に上る第27回日本理学療法士学会も成功裡に終了していることでしょう.その運営,企画に御努力された奥村愛泉学会長,長崎県士会の諸氏に敬意を表します.

 さて,今月号の特集は「院内感染」と「骨粗鬆症」の二本立です.

基本情報

理学療法ジャーナル

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1359

印刷版ISSN 0915-0552

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