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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル26巻6号

1992年06月発行

文献概要

とびら

体験から得た教訓

著者: 錦織清1

所属機関: 1島根県立中央病院リハビリテーション技術室

ページ範囲:P.359 - P.359

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 家を建てて10年になる.20軒余りの集落が点在する中で三方は田畑に囲まれ,四季折々に野鳥の囀(さえず)りや草花の薫りなど自然の彩りは心を和ませてくれる.海や川もさして遠くはなく,釣きちの私には恰好の場所と言える.

 ここも地域の特性から,より不便さを感じるそのひとつは,緊急時の医療機関の確保ではないだろうか.万一の場合,直ぐに駆けつけてくれる医院が有るか否かが生死の大きな分かれ目となっている.待たされた揚句,遠くの救急病院まで送られ,手遅れになるケースも少なくなく,臨機の応急処置もされないまま,人の“生死”が狭間で右往左往しているように思われてならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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