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特集 福祉機器
1.車いす―3.脚駆動式車いす
著者: 西村重男12
所属機関: 1北海道立肢体不自由者訓練センター 2北海道立心身障害者総合相談所判定課
ページ範囲:P.587 - P.590
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
脳性麻痺者用の脚駆動式車いす(以下,FWCと略.)は,椅座条件におけるもっとも自然な全身的駆動運動の設計を前提に,この運動環境を提供する発想と構造・標準化の指標として発達段階を意識した車いすである.
試作は北海道立肢体不自由者訓練センターにおける脳性麻痺者と生活をともにするような臨床活動から検討が行なわれ,すでに6年の臨床経験を経ている.
1990年より(財)テクノエイド協会の委託研究を受け,北海道の福祉関係機関,北海道立工業試験場,北海道大学,日進医療器(株),(財)自振協技術研究所などによる共同研究グループによって実用化を目指した研究が行なわれている.
脳性麻痺者用の脚駆動式車いす(以下,FWCと略.)は,椅座条件におけるもっとも自然な全身的駆動運動の設計を前提に,この運動環境を提供する発想と構造・標準化の指標として発達段階を意識した車いすである.
試作は北海道立肢体不自由者訓練センターにおける脳性麻痺者と生活をともにするような臨床活動から検討が行なわれ,すでに6年の臨床経験を経ている.
1990年より(財)テクノエイド協会の委託研究を受け,北海道の福祉関係機関,北海道立工業試験場,北海道大学,日進医療器(株),(財)自振協技術研究所などによる共同研究グループによって実用化を目指した研究が行なわれている.
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