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“Physiotherapy Canada”(1992年版)まとめ
著者: 藤縄理1
所属機関: 1国立療養所犀潟病院附属リハビリテーション学院
ページ範囲:P.709 - P.713
文献購入ページに移動 Ⅰ.初めに
Physiotherapy Canadaはカナダ理学療法協会(Canadian Physiotherapy Association;CPA)の機関誌で年4号発行されており,1992年度版で44巻を数えている.巻頭言(Editorial)によれば,本誌はここ数年CPAの活動方針の変化に応じて紙面の改革を進めてきており,現在は最終段階にきているとのことである.
構成は論文中心であり,表1に44巻1号から4号に掲載された論文を内容別に示す.各号とも最初にダイアローグ(対話)と称する5~9ページに及ぶ論文が掲載されている.その中では理学療法の理念,将来構想,理学療法士としての仕事や貢献などについての意見と提言,アメリカ合衆国とカナダの理学療法の比較などが論じられている.さらに,3号には学会報告として特別講演の内容が2編掲載されている.これらはいずれも将来構想について述べられている.これらの論文に続いて各号とも4編の論文が掲載されている.その内容は総説が2,運動療法2,物理療法1,測定・評価・研究方法に関するもの4,教育関係が2,そして管理・運営とそれらに関連する調査報告が5編となっている.
以下にこれらの内容を簡単に紹介し,最後に日加の比較について述べてみたい.
Physiotherapy Canadaはカナダ理学療法協会(Canadian Physiotherapy Association;CPA)の機関誌で年4号発行されており,1992年度版で44巻を数えている.巻頭言(Editorial)によれば,本誌はここ数年CPAの活動方針の変化に応じて紙面の改革を進めてきており,現在は最終段階にきているとのことである.
構成は論文中心であり,表1に44巻1号から4号に掲載された論文を内容別に示す.各号とも最初にダイアローグ(対話)と称する5~9ページに及ぶ論文が掲載されている.その中では理学療法の理念,将来構想,理学療法士としての仕事や貢献などについての意見と提言,アメリカ合衆国とカナダの理学療法の比較などが論じられている.さらに,3号には学会報告として特別講演の内容が2編掲載されている.これらはいずれも将来構想について述べられている.これらの論文に続いて各号とも4編の論文が掲載されている.その内容は総説が2,運動療法2,物理療法1,測定・評価・研究方法に関するもの4,教育関係が2,そして管理・運営とそれらに関連する調査報告が5編となっている.
以下にこれらの内容を簡単に紹介し,最後に日加の比較について述べてみたい.
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