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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル27巻11号

1993年11月発行

文献概要

報告

当院の「リウマチ体操」の紹介および退院後の家庭での実施状況

著者: 西野学1 今井美佳子1 竹内克行1 中川洋子1 原さえ子2

所属機関: 1金沢リハビリテーション病院リウマチ膠原病センター 2長野中央病院理学療法室

ページ範囲:P.791 - P.794

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 Ⅰ.初めに

 慢性関節リウマチ(以下,RAと略.)の基礎療法の一つとして,運動療法は不可欠である.しかもRAは緩解と再燃を繰り返しつつ進行していく疾患であることから,病院で指導した運動療法が家庭においても継続されることが重要である.

 当院では安静をとりがちなRA患者に対して理学療法士の個別訓練のほかに,集団訓練として主に運動療法への動機付けや運動機能の自己チェックおよび機能維持を目的とした「リウマチ体操」を指導している.今回,その内容を紹介するとともに,入院中指導した体操が退院後,家庭でどの程度実施されているかについてアンケート調査を行なったので,若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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