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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル27巻12号

1993年12月発行

文献概要

報告

第三次救命救急センターにおける医学的リハビリテーションの役割について―理学療法の実施状況とリハビリテーションシステムについて

著者: 荒井紀子12 今吉晃12 松葉好子1 渡邊由佳1 伊良波知子13 工藤敦子1 米沢幸子1

所属機関: 1横浜市立大学医学部附属浦舟病院リハビリテーション科 2横浜市老人リハビリテーション友愛病院 3(財)スポーツ医・科学研究所

ページ範囲:P.865 - P.869

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 Ⅰ.初めに

 近年,都市における救命救急医療システムの整備が進み,第三次救命医療施設の役割がますます重要となっている.理学療法士がこのような現場で救命直後から医学的リハビリテーションを必要とされる患者に接する機会が増加しつつあるが,患者の生命リスクが高いこと,救命目的を達した場合,早期に後方医療施設へ転院となることなどの制約からその対応には,苦慮する場合も少なくない.そこで今回われわれは,本学救命救急センターにおけるリハビリテーションシステムと理学療法の実施内容を紹介し,若干の考察を行ない,さらに,救命救急医療の現場における医学的リハビリテーションの役割について検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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