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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル27巻2号

1993年02月発行

文献概要

入門講座 筋力増強訓練・2

疼痛を伴う場合の筋力増強訓練

著者: 入谷誠1 山嵜勉1 大野範夫1 福井勉1 内田俊彦2 黒木良克2 森雄二郎3

所属機関: 1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーション部 2昭和大学藤が丘リハビリテーション病院整形外科 3昭和大学藤が丘病院整形外科

ページ範囲:P.121 - P.127

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 Ⅰ初めに

 われわれ理学療法士は,取り扱う種々の疾患で疼痛症状を伴った症例に接する機会は多い.特に身体機能の再建に携わる理学療法士にとって,疼痛はその理学療法を進める上で大きな阻害因子となっていることは周知の事実である.また身体機能を再建するための筋力強化は必要条件であり,疼痛症状を伴った症例に対してどのように理学療法を進め,どのように対処すべきかについて考える必要がある.

 そこで今回は下肢の障害に焦点を絞り,筋力強化法の考え方,疼痛を伴った場合の訓練の進め方,特に機とも能的見地から疼痛を捉え,その対処の方法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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