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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル27巻6号

1993年06月発行

文献概要

あんてな

理学療法教育四年制大学化の動向

著者: 黒川幸雄1

所属機関: 1国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院

ページ範囲:P.414 - P.414

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 1.初めに

 1963年我が国最初の理学療法士養成専修学校(国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院)が開設,1979年最初の理学療法士養成短期大学(金沢大学医療技術短期大学部)が開設,そして1992年最初の理学療法士教育四年制大学(広島大学医学部保健学科)が開設された.この間の時間的推移は,16年,13年となり,創設から29年して大学化が実現した訳である.創世期にすでに出現していた四年制大学化を標榜した運動は,ここに至り陽の目をみたことになり,長い道程であったがたいへん喜ばしい現象である.しかしながら今後この大学化の動きが,短期大学(部)化および専修学校化の潮流とどのようにリンクしてゆくのか,また乖離してゆくのか,たいへん関心のある重要な問題である.以下に幾つかの問題についてふれてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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