1初めに
人が病気や外傷などに遭遇したとき,自らの身体運動機能の制約により行動の狭小化を余儀無くされる.これらと相関して受傷衝撃,現況衝撃,社会的不履行による自責衝撃などによって心理的機能も停滞することは,日ごろ,理学療法を施行していく上で容易に感じとることができる.
切断者は損失した体肢が再生しない事実を既知しているので,いわゆる「障害の受容」から「適応」まで至るには複雑な心の葛藤を経なければならないであろう.ここには当然,切断するに至った原疾患も大きな影響力をもって関与している.その中でも精神障害を伴っている切断者が社会復帰するまでには,他の症例には無い特異性を秘めているのできわめて難渋する症例が多い1).今回,これまでに経験した精神障害を合併した下肢切断例に,理学療法を通して臨床的見地から検討を加えた2,3).
雑誌目次
理学療法ジャーナル27巻7号
1993年07月発行
雑誌目次
特集 精神障害と理学療法
精神障害を有する切断者の理学療法
著者: 滝野勝昭 , 長屋崇 , 菊池詞 , 石川朗 , 三上真弘
ページ範囲:P.440 - P.444
自殺企図による手関節部損傷の理学療法―理学療法施行時の注意点
著者: 田中隆司 , 永田昌美
ページ範囲:P.445 - P.449
1初めに
理学療法を行なう際,自殺企図という特殊な受傷過程から機能障害に陥った症例に接することは決して稀ではない.
自殺企図の中にはいわゆる狂言自殺から精神分裂病の病的体験に支配されたものもあり,その判断および患者への対応は容易ではない.自殺企図の手段としては飛び降り,薬物中毒などさまざまあるが自らの手関節部を切るwrist cuttingは,1960年代から1970年代の欧米で多発して注目されるようになり,我が国でも西園ら1)により本症の増加が指摘されている.われわれは自刃行為による手関節部損傷の症例と事故による症例との理学療法に携わることにより,患者に対する心理面での対応の重要性を認識した.まず手関節部損傷の一般的理学療法とわれわれが行なっている実際のプログラムについて述べ,症例数は少ないが,過去の報告と比較検討し理学療法時の注意点について述べる.
精神障害を有する脊髄損傷患者の理学療法
著者: 古田晴朗
ページ範囲:P.450 - P.455
1初めに
突然の大きな身体的変化をもたらす外傷性脊髄損傷患者の受ける心理的打撃は,私たちの想像以上に大きいと思われる.リハビリテーションにおいてこのような患者と接するとき,しばしば経験することは心理的問題(抑鬱,退行,攻撃など)に加えさまざまな身体症状(頑固な背部痛,腹痛,胸痛,頭痛,しびれ感,両下肢有痛性痙攣など1))を訴えることである.その他,訓練プログラムを受け入れない,訓練拒否,病棟でのトラブル,言語的反抗さらには自殺企図など行動面の問題も挙げられ,リハビリテーションの進行を妨げることになる1,2,5).これらの症状や問題は患者が新しい状態に適応する過程の心理的葛藤の現れと考えられ1,2,5~7),程度の差はあるが,ある時期ほとんどの脊髄損傷患者にみられる,ここでは抑鬱などの心理的問題や身体症状を呈しリハビリテーションの進行を妨げるような患者を「精神障害を有する脊髄損傷患者」と広義に捉えて稿を進めることにする.また,明らかな精神病を有する脊髄損傷患者には専門病院での加療が不可欠3,5,7)であるため,そのような患者は対象外とした.
精神障害を有する脊髄損傷患者の理学療法として,特に特別な理学療法の手技を用いることはまったく無い.結局のところ心理的なアプローチを試みるだけであり,そのためには脊髄損傷患者の陥る心理的状態をまず知る必要がある.
Guttmann7)は脊髄損傷後の患者の心理的変化をショック期と認識期とに分けた.ショック期には,突然の圧倒される現実に対して,外界との関係を断ち切って自我(表1)を防衛するための無意識な防御反応が働く.認識期はさまざまな不安から「退行」および「否認」の機制が働く時期である.Fink9)は脊髄損傷後の心理的変化を四期に分けて分析した.最初のショック期には完全な医学的治療が必要とされ,心理的にはパニック,極度の不安および無力感に陥り適切な状況判断ができない時期である.第二期は防衛的退行期で現実を「回避」あるいは「否認」する.希望的考えにふけり,価値観および目的は変えようとしない時期である.第三期は自認期であり,以前の自分ではない現実を自覚する.抑鬱はこの時期に著しくなり自殺あるいは自殺企図もありうる.第四期は適応期で,今までとは違う価値観で人生を再構築できると考え自分自身を試し始め,不安と抑鬱を減少させる時期である.
実際の臨床場面では通常,患者の身体状況により治療およびリハビリテーションが進められるため患者の心理的反応はつねに治療過程の後に現れると考えてよい.なぜなら,心理的反応は刺激あるいは変化などが無ければ起こらないからである.したがって,ここでは前述のような段階理論を参考にしつつ受傷後の治療過程にどのような心理状態が生じるか少しでも理解することを目的とし,さらに患者に対する対応の仕方などについても検討した.
精神障害を有する脳卒中患者の理学療法
著者: 髙橋文夫 , 河津琴美 , 星田和久
ページ範囲:P.456 - P.461
1初めに
精神科医療施設における理学療法の役割は,精神障害に直接働きかけその改善を図ることではなく,合併症としての身体障害に対して治療を行なうことである.したがって,理学療法の対象となる身体障害の種類は,精神障害の無い場合のそれとほとんど変わりは無い.また,理学療法の内容についても基本的には同じだが,対応の仕方や運動療法などの実施に当たりそれなりの工夫が必要とされる.ここでは,まず精神科医療施設である松沢病院における理学療法の対象疾患について,その統計の一部を紹介し,次に精神障害に脳卒中を合併した症例を取り上げて,その特徴や問題を考察する.
ヒステリー性運動障害の理学療法
著者: 古米幸好 , 渡辺進 , 日比野慶子 , 永冨史子
ページ範囲:P.462 - P.467
1初めに
精神科疾患のリハビリテーションは,心身を病む人たちに関わる精神科医をはじめ多くの専門家たちのアプローチによって行なわれている.その専門家のグループに理学療法士が入っていないことを,筆者は常々不思議に思っていた.Wing JKとMorris Bによれば,理学療法士の精神科領域における活動は遅々として発達しなかったが,理学療法は身体的健康を回復(維持)するために欠かせないものであり,身体的健康は精神保健に対して多大の寄与をなしうるものであると述べ,精神科リハビリテーションのチームの一員として参加を呼びかけている.
精神科リハビリテーションでの理学療法の役割を考察すると図1のように対象を三分野に分類することができ,それぞれの分野での役割も図に示したように担うことが考えられる.一つは,精神科疾患に罹患していて,さらにその精神科疾患とは関係の無い独立した身体的障害を有している患者の身体障害に対する理学療法と,もう一つは,精神科疾患に起因して身体障害が発生している患者の心身両面の治療を考慮した理学療法と,残る一つは,精神科疾患そのものを治療対象とした理学療法である.そしてもう一分野加えると,高齢精神障害者の低活動状態からくる老衰加速現象の対策としての理学療法という課題がクローズアップされてくるであろう.超高齢化社会の到来が目前になっている今日,この分野は理学療法の重要な課題になると予測される.一番目の理学療法はすでに日本でも行なわれており,荒木らや佐々木らは“意欲の欠如している精神障害者の場合でも,チームアプローチの一環として理学療法を行なうことにより,理学療法の効果が確認される”ことを発表している.二番目の心身症に対する理学療法は,前田が発表している.それによると心理的な原因による身体障害に対しての対応は,まだわれわれ(理学療法士)には未知の分野であると認めながらも,ヒステリーによる運動障害の患者に,立位で一歩足を前に出し元に戻す,次に反対の足を一歩前に出し元に戻すという動作を行なう運動や,ボールを使ってバレーボールの行動を行なう運動を通して効果を得たとしている,佐々木らは精神神経症としての書痙に対する理学療法の効果を発表している.三番目の理学療法については,今日行なわれている精神療法や生活療法そのものであり,発表は今日の時点では皆無である.身体運動による精神力動理論から治療効果を得たという研究はなされていないようである.
左に示した役割の内容では,A・B・Cについては数が少ないまでも身体障害に対して行なうもので,法的にも合法で同意を得やすい役割である.しかし,D・Eについては反対される可能性が高いかもしれない.そのことを踏まえてあえて付け加えたものであり,「?」もそのために付している.精神科疾患には,薬物療法と精神療法と生活療法が個々の疾患に合わせて比重を変えながら行なわれている.その中に運動療法による効果が,精神療法的手法や生活療法的手法として成立するかもしれない,運動療法そのものが独立して存在するかもしれないということを仮定して書いたものである.
今回,当院で行なわれたヒステリー性運動障害(疑いも含む.)の理学療法を紹介するに当たって,精神科リハビリテーションチームの一員としての理学療法の基本的な面にもふれ,チームの一員になりうるかも併せて模索したいと思っている.なお,今回はあくまで従来の身体障害に対する理学療法として行なっている報告であることを了承していただきたい.
とびら
「あきらめない事,それが大事!」
著者: 山田道廣
ページ範囲:P.439 - P.439
負けない事 投げ出さない事
逃げ出さない事 信じぬく事
だめになりそうな時それが一番大事!
これは御存じの方もおられると思いますが,昨年流行した“大事MANブラザーズバンド”の『それが大事』という歌の歌詞です.御多聞にもれず我が家の子どもたちも,テレビにかじり付いて大合唱していたのを思い出します.一時期歌謡番組を見る機会が無く,また興味も無かったので,最近の流行している歌を知りませんでした.しかしこの歌だけは一度聞いただけで,歌詞をすらすらと覚えていたような気がします.
入門講座 診療記録・1
理学療法診療記録
著者: 半田健壽
ページ範囲:P.469 - P.475
Ⅰ初めに
理学療法士が社会的に責務を果たしている証として,自らの活動を記録することはたいせつである.その記録には出版物を通じた学術活動や協会活動の記録もあるが,絶対量からして診療記録が筆頭に挙げられる.しかし,診療記録は記録者にとって「めんどくさい」,「こんなものいらない」,「読んでもらえない」1)存在にもなりかねないのは,何もコ・メディカルの先輩に当たる看護の世界だけの問題ではない.理学療法白書2)では記録などの実態を報告しているが,1週間に20回以上の診療記録を行なったものはわずか26.4%に過ぎず,これは,仮りに10名の症例を担当している理学療法士の多くが1週間に1症例に付き2回以上は記録していないことを示す.また,記録・報告書作成時間も1週間に3時間以上費やすのは4分の1にすぎない.
専門職の水準を示す理学療法教育のカリキュラムにも,診療記録について明白な取り上げられ方はされていない2,3).
絶対的な供給不足のため「金の卵」的存在であった理学療法士も,これからは社会的に直価が問われる.その証明書たる診療記録を,この際根本から考えてみることも必要ではないだろうか.
1ページ講座 リハビリテーション機器の紹介・7
杖
著者: 牧田光代
ページ範囲:P.476 - P.476
杖は歩行介助具として最も一般的であり,歩行訓練の手段としてまた生活の場においても頻繁に使われる.しかし杖そのものの作用や握り,支柱の太さ,先端ゴムの働きなどに関する理学療法士側からの報告は少ない.ここでは,歩行介助具としての杖についてT字杖,松葉杖,Lofstland杖を中心に臨床の場で感じたことをふまえて述べてみたい.
講座 物理療法・1
物理療法における評価
著者: 中山彰一
ページ範囲:P.477 - P.482
Ⅰ初めに
今日の理学療法の進歩を歴史的に振り返れば,物理療法の存在を決して忘れることはできない.しかし,最近の理学療法においては,運動療法ばかりが注目されすぎるため,物理療法を軽視する風潮があるのは残念でもある.欧米では物理療法は非常に重要視され,論文報告も多い.本邦での物理療法への見直しが急がれる時期であろうと思われる.
さて各種の物理療法が,生体にどのような反応を与えているのかについては,従来からも各種の評価方法が行なわれてきた.しかし,その効果の機序については未解明の部分も多く,しかも科学の進歩とともに,物理療法機器の改良や新開発の機器の出現もあり生体反応と効果との判定を再検討すべき時期である.
そして,その生体反応と効果の評価法については,従来と大差無いと思われるが,現在は測定・評価機器も進歩し科学的データ採取がより可能となってきており,今後の解明が望まれよう.しかし,物理療法の評価を語るには,基本的に生体反応を客観的・科学的に捉えることが非常に難しく,再現性・信頼性に問題も多いため,明確にできない点が根本にあるとも言えよう.しかも,われわれ理学療法士には,生体に評価の目的で組織侵襲を与えることが許されないための制限も多いと思われる.故に未熟なる筆者が読者の期待に添うことはできまいが,本稿では,現在の物理療法の評価法についての基本的なまとめとして整理するとともに,下記の評価分類で記することとし,非侵襲的で理学療法士の範疇で測定可能な評価法中心についてのみ言及することとしたことをお許し願いたい.
クリニカル・ヒント
“外へ出る”―H氏への手紙
著者: 石田卓司
ページ範囲:P.483 - P.484
私はこの間あなたから受け取った手紙の,「一般病院の理学療法士はいま危機にあります」という件が,ずっと気になっています.危機の具体的なありようや,なぜそれが危機的状態とみなされるかを,あなたは十分語っておられませんので,私はその言葉の意味するところを,自分の側に引き付けて考えてみました.そして思いついたことの幾つかを,あなたへの返事としてここへ認めることにします.
あなたはこの秋の研修会で言っておられたように,病院を職場とする理学療法士として,退院後地域へ帰った大勢の障害者との間に,新しい関係を築かれたのでした.その模様は,のびやかで闊達な地域のサークル活動であるらしいと窺い知れました.その独自な活動を始める際のあなたの構想と,それを維持していく上でのサークルの中のあなたのスタンスが決定的な意味をもったことは疑いえません.ともかく,そうした実りある地域活動体験をもつあなたが発した「理学療法士の危機」説ですから,私としてもそれに対応する理由を真剣に探らなくてはなりませんが,ひとまずここでは「理学療法士の自閉性」という言葉で括っておくことにしましょう.
プログレス
MRSを用いた筋代謝・1
著者: 吉川宏起
ページ範囲:P.485 - P.485
1.初めに
NMR(nuclear magnetic resonance)現象を用いた非侵襲的な計測が行なえる技術としてMRI(magnetic resonance imaging)とMRS(magnetic resonance spectroscory)とがある.
すでに我が国においても約1600台以上のMR装置が稼動していると言われているが,医療施設においてルーチン検査として普及しているのは前者のMRIであって,それも主として中枢神経系疾患を対象とした形態的診断が行なわれている.
後者のMRSによる機能的診断が臨床の場で広く行なわれていないのが現状であるが,この原因の一つとしてMR装置数やその稼働率が検査の需要に追いつかないことがある.またもう一つの原因は,評価できる説得力のあるMRSのデータを得る技術操作が簡素化されていないことである.すなわち,検査する者によって再現性のあるデータが容易かつ繰り返して得られるまでには至っていないのである.
本稿ではMRSの測定技術が臨床の場でルーチン検査となるためにぜひとも必要となる技術について,われわれの経験した31Pを対象としたMRSの具体例を挙げながら,今回と次回の2回に分けて述べていくことにする.
我が地域
岡山って知っとるじゃろなぁー?/愛知ってどんなとこか知っとる?
著者: 岡田明人 , 森本和宏
ページ範囲:P.486 - P.487
もーも太郎さん桃太郎さん,お腰につけたきび団子…の桃太郎話(桃太郎侍とは違います.)で有名な我が地域“岡山”,まずは郷土自慢から聞いてください.
あんてな
QOLからQOAへ;英国における住宅改造の動き
著者: 野村みどり
ページ範囲:P.488 - P.488
英国における住宅改造House Adaptationは,住環境によるハンディキャップを緩和するための治療的関わりと捉えられており,そのハンディキャップには,独り暮らしの孤独や不安,福祉施設での自律的でない生活,ストレスフルな病院での透析治療も含まれるなどきわめて広範なものであり,参考になる1).
筆者は,1992年1~2月,北ロンドン工科大学を拠点に,英国における住宅改造に関する調査研究を実施した.同大学のWillcocks D教授たちは,1980年代初期までは,QOLに注目して老人ホームの研究を行なってきたが,現在では,QOA(Quality of Assurance),すなわち,住宅の質に注目した研究を展開している.また,自治体は,民間住宅や公的住宅の両者を対象に,管理運営部門と検査部門を設けるようになってきていると言われる.QOLという曖昧になりがちな概念から,QOAという具体的内容に基づく住宅整備の動きが始まっている.
資料
第28回理学療法士・作業療法士国家試験問題(1993年度) 模範解答と解説・Ⅰ―理学療法(1)
著者: 古米幸好 , 仁熊弘恵 , 渡辺進 , 秋田一郎 , 国安勝司 , 西本千奈美 , 高橋利幸
ページ範囲:P.489 - P.493
印象に残った症例
先天性多発性関節拘縮症児の理学療法の経験
著者: 宮前信彦
ページ範囲:P.495 - P.498
Ⅰ.初めに
筆者は脳性麻痺児を主とする小児中枢性疾患を対象に理学療法アプローチを行なってきた.同時に多くの印象に残る整形外科疾患などを経験する機会を得た.
今回,特に脳性麻痺児との発達の差異という点で印象深かった一症例を経験したので報告する.
先天性多発性関節拘縮症(Arthrogryposis multiplex congenita.以下,AMCと略.)は1841年Ottoによって報告された.出生時より原因不明の多発性関節拘縮を呈する症候群である.病理学的所見に基づき①神経原性と②筋原性との二つの病型に区別される.治療は,高度な拘縮に対して可動域の拡大を図るのみでなく,早期から家族を含めた専門家とのチームワークの中で移動能力,ADL動作の獲得,そして就学準備など,長期的な展望に立ち社会への自立に向けて,disability,handicappedへの総合的ハビリテーション・アプローチを,行なっていくことがたいせつである.
君塚は,「本症は機能的予後について悲観的になりやすいが,早期よりの積極的な治療により徐々にではあるが向上が得られ,多くは独歩し普通学級に就学し社会的にも自立してゆける.それだけに長期にわたっての総合的な対応が欠かせられない.」と述べている.新田らは理学療法について「歩行を獲得するためには,体幹の安定と運動性を得るとともに,適切な時期に手術を含め,下肢のアラインメントを整えることが大切である.」と述べている.
筆者が経験した症例は,上肢,下肢の障害によって,体幹の安定がありながらも,立位歩行という座位レベル以上の機能獲得に至らなかった.
原著
理学療法学科学生の臨床実習成績に関する研究―特に教育評価の妥当性と信頼性について
著者: 宮本省三 , 阿部敏彦 , 沖田一彦 , 板場英行
ページ範囲:P.499 - P.503
Ⅰ.初めに
理学療法教育課程における臨床実習は,一定の適性や能力をもった学生に臨床実践を経験させ,それによって学生の行動変容を図るという教育的成果を目指す活動である.したがって,その教育評価は,学生の行動変容の結果である臨床実践能力の向上を提示するものでなければならない.なぜなら,学生の臨床実践能力の向上は臨床実習における教育目標そのものであり,教育評価とは教育目標が達成されているかどうかを確認する営みにほかならないからである1).
しかし,ここで問われている教育評価や臨床実践能力に関する問題を臨床教育の中心課題として位置づけ,その相互関係を抽象的な概念論でなく具体的で実証性のあるデータ分析によって明らかにしようとした試みはきわめて少ない.
そこで,今回は,臨床実習指導者から提出された臨床実習報告書の評定点に統計処理を加え,教育評価の妥当性と信頼性を分析するとともに,臨床実習前後の学業成績との関連性を検索し,今後の臨床教育において考慮すべき幾つかの知見を得たので報告する.
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文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.504 - P.505
編集後記 フリーアクセス
著者: 松村秩
ページ範囲:P.508 - P.508
初夏の季節になって,緑陰が恋しい頃となりました.本号は,今まであまり取り上げていなかった「精神障害と理学療法」を特集テーマとしました.
滝野氏,他の「精神障害を有する切断者の理学療法」では,大学病院における20年間のリハビリテーション対象患者のなかから精神障害を合併した下肢切断者13名について,調査と考察が行なわれている.
基本情報

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特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
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58巻9号(2024年9月発行)
特集 最適な非対称性動作を考える
58巻8号(2024年8月発行)
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58巻7号(2024年7月発行)
特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
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54巻12号(2020年12月発行)
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特集 疼痛に対する最新の理学療法—治療効果を最大化するための理論と実践
54巻9号(2020年9月発行)
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54巻4号(2020年4月発行)
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54巻2号(2020年2月発行)
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54巻1号(2020年1月発行)
特集 急性期理学療法の今—育成・働き方・連携・エビデンス
53巻12号(2019年12月発行)
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53巻11号(2019年11月発行)
特集 今と将来を見据えた小児整形外科理学療法
53巻10号(2019年10月発行)
特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
53巻9号(2019年9月発行)
特集 栄養を学ぶ—学際と実際
53巻8号(2019年8月発行)
特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
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53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
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52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
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52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望