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1ページ講座 リハビリテーション機器の紹介・8
歩行器
著者: 森倉三男1
所属機関: 1東京都千代田区麹町保健所
ページ範囲:P.555 - P.555
文献購入ページに移動 歩行器(以下,歩行車も含めてこの呼称を使う.)の形態は種々あり,外国製のものも含めて性能の秀れたものも出てきている.歩行器については,杖のように実用性は無いが,上肢障害が相対的に軽度な,下肢・体幹障害者に対する杖使用前段階の歩行訓練に適応があると言われている.一方歩行器は,広い施設内では有効な歩行補助機器であるが,日本の在宅生活では実用的使用に当たって住環境の問題があり,それほど普及していない現状にある.ここでは在宅高齢障害者が歩行器を活用していくための注意点を述べる.
在宅で室内移動に使用されることの多いものは①四脚固定型歩行器,②四脚交互型歩行器,③四脚二輪歩行器,④四輪歩行車,⑤三輪歩行車である.基本的な操作として①は持ち上げ操作,②は上肢の交互運動,③④⑤は押す操作が主体となる.
在宅で室内移動に使用されることの多いものは①四脚固定型歩行器,②四脚交互型歩行器,③四脚二輪歩行器,④四輪歩行車,⑤三輪歩行車である.基本的な操作として①は持ち上げ操作,②は上肢の交互運動,③④⑤は押す操作が主体となる.
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