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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル28巻1号

1994年01月発行

文献概要

印象に残った症例

人工股関節再置換術後の理学療法―他側に人工股関節抜去術を伴っていた一症例

著者: 斎藤幸広1

所属機関: 1藤沢市民病院理学診療科

ページ範囲:P.45 - P.48

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 I.初めに

 人工股関節置換術(以下,THRと略.)は股関節の機能再建法として広く施行されている.しかしながら,近年THR後に,機械的な弛みや感染のために人工股関節再置換術(以下,再置換術と略.)を行なう症例が増加し,術前術後を通じて理学療法の関与が重要となっている.当院での1992年4月より1993年3月の一年間のTHR手術例は14例に対し,再置換術12例とその割合も多く理学療法に難渋する症例も経験するようになった.今回他側に人工股関節抜去術を伴い,再置換術を行った症例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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